今回は自分の中で起きているローセンシvsハイセンシどちらが強い論争に終止符を打つべく、現在開催されているvalorant champion tour 上位4チームの選手の感度を調べました。
先に結論から述べると振り向き20cm以上のローセンシプレイヤーしかいないことと、自分なりに考察をしローセンシの方が強いという回答が出ました。
この記事のでのハイセンシ・ローセンシの定義は以下のようにします。
- ~5cm ウルトラハイセンシ
- 5cm~10cm スーパーハイセンシ
- 10cm~15cm ハイセンシ
- 15cm~20cm ミドルセンシ
- 20cm~25cm ローセンシ
- 25cm~30cm スーパーローセンシ
- 30cm~ ウルトラローセンシ
選手の感度一覧
まずそれぞれのチームの選手の感度をまとめたのでご覧ください。
フナティック @fnatic
プレイヤー名 | DPI | 感度 | スコープ感度 | 振り向き(cm) |
Boaster | 400 | 0.52 | 1 | 31.4 |
Doma | 800 | 0.35 | 0.875 | 23.33 |
Derke | 400 | 0.74 | 1 | 22.07 |
Mistic | 400 | 0.7 | 0.875 | 22.33 |
Magnum | 400 | 0.454 | 1 | 35.97 |
センチネル @Sentinels
プレイヤー名 | DPI | 感度 | スコープ感度 | 振り向き(cm) |
Shahzam | 400 | 0.53 | 1 | 30.81 |
Sick | 800 | 0.235 | 1 | 34.74 |
Zombs | 400 | 0.54 | 1 | 30.24 |
Darp | 400 | 0.66 | 1 | 24.74 |
Tenz | 800 | 0.485 | 1 | 16.83 |
ヌターンゲーミング @NuturnG
プレイヤー名 | DPI | 感度 | スコープ感度 | 振り向き(cm) |
Peri | 400 | 0.69 | 1 | 23.66 |
Allow | 800 | 0.274 | 1 | 29.8 |
Suggest | 1600 | 0.15 | 1 | 27.21 |
Lakia | 800 | 0.333 | 1 | 24.52 |
solo | 400 | 0.3 | 1 | 54.43 |
チームリキッド @LiquidValorant
プレイヤー名 | DPI | 感度 | スコープ感度 | 振り向き(cm) |
Sources | 400 | 0.524 | 0.88 | 31.16 |
Kryptix | 400 | 0.471 | 0.8 | 34.67 |
L1nk | 400 | 0.471 | 1 | 34.67 |
Scream | 400 | 0.785 | 1 | 20.80 |
Jamppi | 800 | 0.317 | 1 | 25.75 |
ご覧のように振り向き20cm未満の選手はいません。ヌターンゲーミングのソロ選手なんて振り向き54cmのウルトラローセンシを超えるローセンシっぷりです(笑)。
※現在のTenZ選手の振り向きは16.83cmです。
ハイセンシのメリット・デメリット
ハイセンシのメリットはやはり素早いAIMが一番大きなポイントになると思います。
VALORANTのような5v5のFPSでは左右に広がる的を素早く撃ち抜く場面や自分がAIMを置いてる位置から少しズレた位置の的を撃ち抜くフリックという技術がよく使われます。
ですがデメリットとしてこの素早さを保ったまま正確なAIMをするのが難しく安定力に欠けます。
ローセンシのメリット・デメリット
ローセンシのメリットは正確なAIMができる事が大きなポイントになると思います。
ローセンシはマウスの操作量が多く腕全体を使うため細かい操作をより精密に行う事ができ安定力があります。
ですがAIMを置いてる位置からより遠い敵に反応するのが難しく、クリアリングにも苦労する事があります。
ハイセンシの方が強いと思っていた時の考え
今回の記事を書くまで私はずっとハイセンシの方がVALORANTにおいて有利になると思っていました。
なぜならVALORANTにはフラッシュを避ける動作を必要とする場面が頻繁にあるのはもちろん、機動力に長けるスキルを持つエージェントやトラップを配置するエージェントがいるので、それらに対応するため視点を大きく動かさなければいけない事が多いいからです。
さらにこのゲームには飛び出し有利という言葉があり、角で待っている敵に対して敵の目の前に飛び出すと相手視点とても動きが早く感じます。ハイセンシだと対応できなくもないからです。
ローセンシの方が強いと感じた理由
私自身ハイセンシでイモータルランクまで行く事ができ、今まではハイセンシの方が強いと考えていました。ですが、今回のVCTを見てからはローセンシの方が強いと感じました。
それはローセンシでありながらハイセンシのような視点移動ができていたからです。
めちゃめちゃシンプルでそれだけ?と思うかもしれませんが、今までローセンシとハイセンシどちらのメリットを取り戦うかを考えていましたが、どちらのメリットも極める事に気づけていませんでした。
皆さんもグーグル検索で『ローセンシとハイセンシ メリット』と検索してどちらのメリットが自分にとってより有利に戦う事が出来るかが判断基準にしていませんでしたか?
私が今回気づいたことからなぜローセンシの方が良いと感じた理由を説明します。
ハイセンシの場合手首を使ってフリックをし、手首を使って微調整をする必要があります。手首で2つの動作をしなければならず、ハイセンシでありながらAIMの正確さを保つのは非常に難しく効率的ではないと思います。
ローセンシの場合腕を使ってフリックをし、手首で微調整をするのでより正確なAIMをしやすいのはもちろん広いデスクスペースさえあれば、腕の振り方で素早い視点移動を意識する事は十分可能なのです。ローセンシで正確さと素早さ両方を極める事はハイセンシよりも効率的にできると感じました。
つまり素早く正確なAIMという理論値最強のAIMを手に入れるためには、ハイセンシよりローセンシの方がより効率的に手に入れる事が出来ると思います。
参考動画のようにゲームの彩度を上げたい方は次の記事で紹介しているのでよかったら読んで下さい。
まとめ
今まではハイセンシとローセンシにはメリット、デメリットが必ず存在しどちらのメリットがよりゲームの特徴にフィットするかを考えていました。
ですが今回のVCTを観戦し、AIMの正確さと素早さをどちらも強化する事が出来るという単純なことに気づかされました。どちらのセンシがより効率的にAIMを強化する事が出来るのか考えた時ローセンシの方が良いという結論になりました。
また、視点を大きく動かす場面が多いいと記述しましたがVALORANTはバトルロワイヤルとは違って頭一発で勝敗が決まるので戦闘時間が極端に短いです。戦闘時間が短いということは射撃のミスが勝敗を決める上でより深刻な問題となりどれだけ相手のスキルに視点移動が対応できても倒せなければ、ハイセンシが有利に働いているとは言えません。AIMの正確さがAIMの素早さよりも求められると考えが変わりました。
コメント
今現在tenzはDPI800 ゲーム内感度0.485の振り向き16.83cmなのでミドルですね。
コメントありがとうございます!
申し訳ありませんすぐに修正しておきます!
初めまして いつも拝見させて頂いてます
他のプロの方々の感度など情報があればみたいです!
いつもご覧いただきありがとうございます!
大会で注目を集めてる海外選手は取り上げようと思います!
いつも拝見させていただいています。
今大会の各チームの 選手の sensなどあれば知りたいです
昨日からVALORANTを始めた新人です。始めたばかりなので今のうちに感度を決めたいのですが具体的におすすめな数値はありますか?